書いた日:2005年6月4日(土)
私の乗ったボーイング747型機は、もうヒースロー空港への着陸態勢にはいっている。
東京からロンドンまでの半日間のフライト、せっかくビジネスクラスを使ったのだからゆっくり休養をとれば良かったのだが、窓の外のシベリアの大地を眺めたり、本を読んだり、映画を見たり、機中ではずっと落ち着かないままだった。
飛行機が高度を下げていくと、空港周辺の街並みがはっきりと見えてきた。
レンガの外壁の住宅。一戸だけではない。そのあたり一面が、レンガの茶色で覆われている。
これを見たとき実感した。ついに、来てしまったな。
不安ではなく、どちらかというと期待に近かった。
このブログでは、IT系ビジネスマン(つまり私)が駐在員として赴任した先の英国での生活について、いろいろと書いていきたい。
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